いわゆる「生まれも育ちも良い」と言われる人、
いわゆる「良い学校を出て、良い会社に入って、頭が良くて優秀」と言われる人、
こういう人達は、今、その能力の片鱗も窺えない悪い状態に陥っていたとしても、その品格や頭脳の明晰さは失わないので、いずれは、その潜在能力を発揮するものだと漠然と思っていたし、期待していた。それが「腐っても鯛」ということだと理解していた。
しかし、どうも私の理解は違うように思えてきた。
どんなに悪い状態に陥っていたとしても、その能力の片鱗を発揮できる人が、真に優れた人物だということで、「腐っても鯛」とは、そういう意味ではなかろうか。
少なくとも、家系や育った環境、経歴などが真に優れた人物であることを保証するものではないことは、間違いないようだ。
今日の一言…「正しくないことに『NO』と言わないことは『YES』と同じ」
以上
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